-
GJ増刊 or GJ webに掲載!!
『八色の孤』【49P】
水溜祐介(29歳)──東京
あらすじ
かつて有人宇宙飛行計画の設計責任者を務めていた山磯はシャトルの爆発で乗員であった幼馴染を失う。責任を感じ失意に沈む山磯は職を離れ、遠い地で偽名で生活していた。そんな山磯の前に設計の仕事を持ちかける人間が現れ…!?
編集部講評
一度は挫折した男が立ち直るまでをまっすぐに描いた好感度の高い作品。主人公の暗い過去が影を差す雰囲気や心動かされる人々の熱意もうまく描いている。終盤の展開が若干駆け足なのとページ数が多くなっている点は今後の課題。
-
佳作 賞金5万円
『ソンインロー』【35P】
作画/浦田楓馬(25歳)──東京
原作/佐藤鴻之介(25歳)──東京あらすじ
真っ当な泥棒を自認する主人公は、空き巣として侵入した家屋で倒れているおじいさんを介抱する。空き巣であることをごまかそうとする主人公だが…!?編集部講評
明るさを失わない軽快なテンポと読み味の良さが特徴。ただ冒頭のキャッチーな展開からだれることなく最後まで読ませるには、無駄を省く意識も必要。
-
最終候補作!!
『Bのコーホー』【48P】
河野洋介(42歳)──愛知
R30漫画賞担当者 齋藤
今回は残念ながら応募総数は少なめの回となりました。ぜひ「次回は狙い目」ととらえて頂き多くの方からのご応募を期待しています。応募作を全て拝見して意外なほど少なかったのが普通に働くサラリーマンもの。個人的な希望としては、社会人であればだれもが経験するであろう共通の体験とその職ならではの特異性を盛り込んだような「新しい視点のサラリーマン」漫画が見てみたいです。もちろんそれ以外のジャンルでも幅広く受け付けておりますので、ぜひ賞担当斎藤を驚かせ、むせび泣かせるような作品をお待ちしています!